高齢者 睡眠薬 副作用

高齢者が睡眠薬を服用して副作用はないの?

高齢者が睡眠薬を服用する場合、副作用を心配される方も多いと思います。

 

高齢者の場合、薬の分解スピードが遅くなっていることがほとんどですので、

 

予定している作用時間よりも長く作用する可能性があります。

 

そのため半減期の短い睡眠薬を処方される場合があるのですが、これが逆に問題となる場合があります。

 

 

実際の診療クリニックに寄せられた症状で、60代から70代の患者に

 

半減期の短い睡眠薬が処方されたところ、夜中に覚醒してフラつきによる思わぬケガを生じたり、

 

寝言や夢遊病のような振る舞いで家族が心配するというケースがあります。

 

 

朝起きると部屋の中が散らかっていたり物が転がっていたりしても

 

本人はまったく覚えていないという状態で、睡眠薬の副作用で痴呆が進んだのではないかと

 

心配になって受診に来るというケースですね。

 

 

作用時間の短い睡眠薬が2時間から4時間で代謝された後、浅眠状態となりせん妄が起きるケースが

 

あるようで、作用時間の長いタイプに睡眠薬を変えると何事もなかったように治まるそうです。

 

 

薬の変更で止まる以上は、薬のせいで痴呆になったわけではなく、浅眠が副作用となったと考えられます。

 

 

精神科の主治医の指示に従えばまず問題ないと思いますが、

 

高齢者の場合は精神科以外の科にもかかっていることがほとんどですから、

 

違う科で処方される睡眠薬でこのような状態を引き起こす場合があるわけです。

 

 

眠れない、寝付けないといった不眠の悩みは精神科が専門です。

 

相談と薬の処方は精神科に相談するようにしましょう。

 

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